「mercydoの設計図」
9/16は下北沢に漂流。クラブ251で「Re:BLUE」というイベント・ライブを観た。
この3月に出たコンピCD『DiGGiN’ UP BLUE』の2回目のライブで、ユニゾン・スクエア・ガーデンやサキノハカなど5バンドが出演。お目当てはmercydo(マ-シードゥと読む)というバンドで3番目に出た。
このmercydo、実は6月に代々木ザ-ザズ-のイベントに別のバンドを見に行った際、偶然出くわしたのだった。そのカッコよさに一発でヤラレタ。正確に言うと、バンドの設計図にヤラレタ。ただ、まだそれが現実の音楽として表現されていなかったので、その後、何回かライブハウスに足を運んで変化を待っていた。
それが、この夜、ついに来た!!最初に感じた予感通り、いや、それ以上のインパクトでmercydoの設計図が現実化したのだった。
最近のバンドは歌詞もルックスも真面目過ぎて、少々食傷気味だった。ロックバンドはまずカッコよくないと、どうも燃えない。
mercydoはグラマラスでセクシーなロックバンド。そこに音楽が伴った時、何かが起こると信じていた。
呪文のようなリフ、エキセントリックな歌詞、ダンサブルなロックビート。メンバーのバランスがいい。Vo&gの日置くんは、真っ赤なグレッチを抱えた不良詩人。bの小林くんはシャープなナルシスト。Drのマイマイはタイトなキック命の危ない姫。ひとことで言えば、mercydoの魅力は「スリル」。
待っててよかった。ようやく花開いたこのバンド、今、観ておくべし。
by hirayama_y
| 2007-09-18 02:10
|
Comments(0)