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プロフィール


音楽評論家平山雄一によるブログ。注目アーティストのライブレポートなどを展開。

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ラルクの虹と遭遇

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8/30は沖縄に漂流。L'ArcーenーCielのツアーファイナルを観た。
会場の沖縄コンベンション・センターに行く途中、半径五百メートルくらいだけ降ってるスコールに遭遇。間近に虹が出現。すごくきれいだった。ちなみにL'ArcーenーCielとはフランス語で虹って意味。すごい偶然にびっくり。
アリーナクラス以上のアーティストのホール・ライブは、ルール違反と言いたくなるほどド迫力のものが多い。中でもこの夜のL'ArcーenーCielは凄かった。
特にyukihiroくんのドラムが最高。「ドラムが歌う」とはこういうことなのかと思うほど、全編グルーヴのカタマリ。シングル「セブンス・ヘブン」はデッド・オア・アライブを狙って作ったというhydeくんの意図を遥かに越えて、L'ArcーenーCielならではのダンスチューンに成長していた。
そのこと自体が9年ぶりという今回のホールツアーの充実を示している。ツアーってほんとに面白い。
あ、写真は虹がうまく撮れてなくてごめんなさい!
by hirayama_y | 2007-08-31 06:57 | Comments(0)
「思いっ切り平川地一丁目」

8/27渋谷ON AIR EASTで平川地一丁目のライブを見た。
弟の林直次郎は高校2年生。ゲストの斉藤和義と、斉藤のオリジナル「歌うたいのバラッド」を歌う。斉藤は初期の平川地のプロデューサーだ。だから安心してのセッションとなったが、それにしても直次郎の伸び伸びしたボーカルには驚かされた。
斉藤自身が実力派ボーカリストとしてのキャリアを踏まえて実感を込めて書いた名曲を、ふたりで歌う。斉藤41才、直次郎16才。当然、ボーカリストとしては上手さも懐の深さも斉藤が格段に上。しかし、同じ舞台で同じ歌を歌うと、文字通り年令は関係なし。なんのテライもなく歌う直次郎のストレートさが光る。難しい言葉や表現は、分からないものとして潔く歌う直次郎。一方、斉藤は作者として歌に込めた感情を完璧に再現する。そのどちらもが、人を感動させる歌だったのが興味深かった。
2才年上の兄・龍之介は、ゲストの押尾コータローとギター・セッション。こちらも若々しく思い切りのよいギター・プレイが、同じ意味で新鮮に響いた。
兄弟フォーク・デュオとしてデビューした平川地一丁目だが、本編はロック色の濃い世界を展開。時代を考えれば当然の成り行きだが、音楽的には進化しつつ、まったく物おじしない態度こそ貴重だ。
伸び代充分。可能性のカタマリを見せつけられて、爽快な気分だった。
by hirayama_y | 2007-08-29 03:42 | Comments(0)
中孝介、昇格

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8/26本門寺「Slow Live Slow Music」もとうとう最終日。この日は話題のボーカリストが集結。平原綾香、夏川りみ、中孝介、それにウクレレのジェイク・シマブクロという、ある意味、お寺のライブにぴったりの並び(笑)。
去年のこのイベントにオープニング・アクトで出た中くんは「今年は本編に昇格しました」と嬉しそう。この一年の成長を歌を通してアピールした。
ジェイクは名人芸に磨きがかかり、ビートルズの名曲「WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS」をウクレレでカバー。かっこよかった。
あまりの歌のうまさにド肝を抜かれたのが夏川りみさん。アカペラで歌い出した「花」は三日間の中でもベストアクトのひとつだった。何種類もある声の使い分けなどを軽々とやってのける。っていうか、そんなことに全然気がつかないくらい自然な歌で、楽しかった。
客席には沖縄系が大好きという横綱・白鵬関やゴスペラーズの黒沢くんがいたりして、歌好きにはたまらん一夜。
終わる頃には涼しい風が吹いてきて、夏もようやく過ぎてくのかな。会場のあちこちにキャンドル(写真)が点されて、気持ちいいフィナーレだった。また来年もこのイベントやるぞ!!
by hirayama_y | 2007-08-27 21:38 | Comments(0)
ジルデコに期待

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8/25の本門寺「SlowLiveSlowMusic」のオープニングアクトはジルデコ。3人組のクロスオーバー・グループだ。
音源で聴いて、「お、本格派」と思ってたから、ライブを楽しみにしてた。ボーカルのチヒロ(女性)、ギターのクボタ、ドラムスのトワダがジルデコ。サポートにウッドベース、キーボード、トランペットが入って、抑え目ながら芯の通った音楽を展開。かなり大人っぽい。ジャズ寄りのグループだったのかと思っていたら、後半にがんがん行っちゃう曲が出てきて、これこれ、待ってました。
ギターは正確かつスリリングなソロをとる。ドラムスは音色が素晴らしい。ソイル&ピンプ・セッションズとかと一緒に観たいと思った。
そしてステージを通して抜群の存在感があったのが、ボーカル。リズムの取り方が大きくて、ブルーノートのニュアンスもしっかり表現できてる。
イベントの性格上、スローな曲中心の選曲だったが、もっとヤンチャなジルデコも見てみたいと思った。
スカパラのキーボード沖くんとサックスの田中くんのデュオ「Sembello」は自由自在に展開するユニークなアンサンブルが楽しかった。フィーチャリング・女性ボーカリストのトキアサコさんも、明るくてチャーミングな声が魅力的だった。
ラストは吉田美奈子さん。声量・リズム・ビブラートなどのすべてをコントロールして歌を伝える術はトリハダもの。またハモンドオルガンの最高峰の河合さんのプレイも見事だった。
フードもドリンクも充実してて、リラックスできる。明日はいよいよ最終日!!
by hirayama_y | 2007-08-26 16:33 | Comments(0)
「湯川潮音に飛ばされた」

今日から三日間は東京・池上本門寺に漂流。お寺の境内で五重塔をバックにライブ三昧だ。
僕がキャスティング・プロデュースに参加している「Slow Music Slow Live」というイベントで、今年で4回目。アコースティック・セットを基本にしたのんびりゆったりした夕涼みライブがテーマ。今日は「前夜祭」ということで奥華子さん、つじあやのさん、湯川潮音さんが登場。
三人とも甲乙つけがたい、超個性派女性ボーカリスト。三日月が五重塔にかかる神秘的なシチュエーションに負けないパフォーマンスが続いたのだった。
中でも湯川さんは抜群の存在だった。4人のバックを従えて現れた湯川さんは、自らのギターでプレー開始。最初のひと声から、圧倒的才能の片鱗を見せる。その柔らかい声質は、言葉とメロディが生まれたときから一緒だったように響く。「歌を届ける」ことについて最高の条件が揃ってる。バックのサウンドも、バンジョーとユーフォニウムがイーブンに絡むなど、ユニークなアンサンブル。クラシックめいている点が“くるり”のニューアルバムと似てると思ったのだが、考えてみれば彼女のデビューシングルのカップリングは岸田くんが書いてるんだった。
湯川さんの自由な音楽の展開に身を預けていると、本門寺がフジロックのフィールド・オブ・ヘブンになったみたい。飛ばされました。
いやあ、イイ初日。あと二日間も、すんごく楽しみだあ。
by hirayama_y | 2007-08-25 02:24 | Comments(0)
「すいません」

“凛として時雨”のメンバー名の訂正です。
ギター北嶋徹(vo&g)くんでした。
ちなみにあとのふたりは、中村345(vo&b)さんとピエール中野(dr)くんです
by hirayama_y | 2007-08-23 01:37 | Comments(0)
「凛として時雨」に打たれた

8/22恵比寿リキッドルームに“凛として時雨”を観に行った。
アートスクールとの2バン。組み合わせも最高。前に詰めかけてるオーディエンスと、少し後ろで観てる人のバランスからすると、僕と同じ気持ちで来てる音楽ファンが多いようだ。
期待が高まる中、“凛として時雨”の3人が登場。この日、発売のニューアルバム『Inspiration is DEAD』を聴いて、すげー、と思うと同時に、正直、このすげーハイトーン男女ボーカルとバスドラの嵐をライブで30分以上聴けるのだろうかという恐怖心もあった。
が、ライブが始まって4曲目あたりで、そんな恐怖心はブッ飛んだ。後のMCでギターの北島くんが言ってたけど、憧れのアートスクールとのジョイントで緊張して最初は声が出なかったらしい。しかしそんな緊張が解けると、ギランギランのサウンドが爆発。一気にリキッドを持ってっちゃった。
しかも、想像以上にライブでのサウンド・カラーが多彩。1時間がアッと言う間に過ぎてた。
受けて立つアートスクール。最初は“凛として時雨”の音圧の残像が耳に残ってたので「大人しいかな」って思ったけど、曲の良さと落ち着いた演奏で、こっちもすごくいいなあ。
今の東京のバンド・シーンの温度と角度が確実に伝わってくる、うん、最高の2バンだった。
by hirayama_y | 2007-08-23 01:20 | Comments(0)
「スピッツ20周年」

おめでとう。活動20年を迎えたスピッツの記念イベントを8/20Zepp TOKYOに観にいった。
けど、仕事でちょっと遅れて、着いたときにはゴーイング・アンダーグラウンドが終わってて、ちょうど曽我部恵一グループの演奏中。曲は、スピッツの「青い車」のカバー。オリジナルと全然テイストが違うけど、ロックンロールだな、これは。
続いて、つじあやのさん。相当、緊張してる。スピッツのカバーで、イントロがいつまでたっても終わらない。あれ、っと思ってると、つじさんはウクレレを弾き止めた。「出だしって、何だっけ?」。なんと、緊張のあまり歌詞がトンでしまったのだ。オーディエンスが教えてあげるというとんでもない展開に、会場は大爆笑。でも歌はすごくよかった。無理にメリハリをつけないから、よけいにスピッツが大好きな気持ちが伝わってくる。
次はフラワーカンパニーズ。昔、マサムネくんがオーバーオール着てたネタで笑わせてくれる。カバーはマサムネくんがPuffyに書いた「愛のしるし」。楽しかったけど、振付ははっきり言ってPuffyよりヘタ。あ、これって両方に失礼ですね(笑)
9時過ぎに登場したスピッツは、超懐かしい曲からスタート。お祝いイベントといっても本当に普段着の演奏で、なんだかいいなあ、こういう20周年も。バンドブーム世代が次々◯◯周年を迎えてるけど、スピッツはスピッツらしく、最後にデビュー・シングル「ヒバリのこころ」を歌ってくれた。
いやいや、なごみました。
このイベント、今日もあるんだけど、行けずに残念。そろそろクレバが出る頃かなあ。
by hirayama_y | 2007-08-21 19:00 | Comments(0)
海辺のドリカム

四国・香川の大串半島先端でドリカムをキャッチ。
四年に一度のワンダーランドの一貫での「ドリカムの夕べ・INさぬき」、スペシャルなライブ。瀬戸内海を背にした絶好のロケーションで、いかにも夏らしいライブだった。
ヒット曲満載なのはもちろん、昨日はベーシスト中村正人を堪能。どの曲のプレイもグルーヴ感に溢れていて、やっぱすげーバンドだな。
吉田美和さんは歌は当然として、ダンスがすごかった。ボーカリストのダンスって歌心があるので、そんじょそこらのダンサーより見応えがある。かっこよかったあ。
もひとつ最高だったのが、楽屋のケータリング。讃岐うどんの名店「日の出製麺所」が出張してくれてたので、遠慮なくゴチになりました。
by hirayama_y | 2007-08-19 13:20 | Comments(1)
「センチは前向き」

一昨日(8/15)は渋谷デセオでセンチグラムのライブを観た。ライブハウス・シーン屈指のボーカリスト、松野くんの成長ぶりを確認するのが毎回楽しみなのだが、さて今回は?
新しい曲やアレンジを変えた曲など、バンドとして懸命に試行錯誤してるのが伝わってくる。演奏はまだまだ粗いけど、ボーカリストとして歌詞を届ける力が増してきてる。前進してるな、センチは。やっぱりライブを支えるのは、曲の良さ。信頼できるバンドだと思った。
週末は四国に漂流してきます。
by hirayama_y | 2007-08-17 13:12 | Comments(0)
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